2016/08/21
大抵風邪をひくと喉が痛くなる。
恥ずかしながら、その理由を知ったのは数年前くらいだ。
元々、アレルギー性鼻炎の私は、ある時鼻水がひどく
喉もヒリヒリする感覚だったので、当時住んでいた最寄駅近くの耳鼻咽喉科へ行った。
思い返すと、小・中学生時代は鼻炎がひどく、鼻のまわりを
真っ赤にしながら、授業を受けた事が何回もあった。
社会人となって、子供の頃に比べれば鼻炎に悩まされる日は減ったが
それでも点鼻薬が切れると耳鼻科を受診し、薬を処方してもらっていた。
その時私は、都内で生活していて初めて受診する耳鼻科だった。
皮膚科にしろ、耳鼻科にしてもいつも混んでいる。
いつもと同じように薬を処方してもらって帰るくらいのつもりでいた私だったが
そこで先生から言われたのが
「鼻が乾燥している自覚はありますか?」だった
そんな自覚のなかった私は首を傾げたが
詳しく聞くとこうだった。
どうやら、鼻が乾燥しやすく、そのせいで鼻づまりを起こし
呼吸が苦しく、口呼吸になってしまう。
すると、今度は口で呼吸する為、喉が乾燥しウィルスが
入りやすく風邪をひきやすくなる。
鼻炎も風邪と似たようなけだるさがあったりして
判別が難しい。
ただ、その時受診してみて
喉風邪は予防できることがわかった。
注意すべき点は、水で湿らせるのは意味がないということ。
鼻の穴を水で濡らしても結局乾いてしまう。
自分で乾燥しているなと感じる時は
点鼻薬等で潤すのが良い。
ただ、しょっちゅう点鼻薬を使い続けるのも
どうかと思うので、
後は濡らしたマスク等で代用するのが良いと思う。
これから乾燥の季節。
鼻も喉も労わってやりながら生活していこうと思う。