2016/08/21
コンバースのデカ履き!ヤフオクやネット購入で失敗しない方法!~後編~
さて、ヤフオクやメルカリ、その他通販でデカ履きのコンバースオールスターやチャックテイラーを購入する際失敗しない方法の後編となります。
かかとの破れ、ヒールカップ(かかとの内側を支えているゴム)が痛んでいないか
かかとの布が破れてしまうのは、着用中の擦れ、無理な着脱によるものです。履いてしまえば見えない部分なので気にならない人もいるでしょう。深刻なのは、かかとの内側を支えているゴムが割れてしまっていたり、外れて布の中で動いてヘタっている場合です。この場合、履いていても違和感がありますし、シルエットが崩れるだけでなく、やがてかかとの破れが進行して穴あきに繋がります。
・靴紐がオリジナルかどうか
コンバースは年代によって靴紐の素材や質感が変化していっています。慣れてくると画像を見ていて、このシューレース(靴紐)はオリジナルだとか、取り替えられてるというのがわかるようになっていきます。説明をチェックしましょう。
箱は付属するのか
赤箱、銀箱等、当時の箱って雰囲気があってカッコいいです。コレクターならずとも欲しくなります。箱だけ単体でオークションに出品され、数千円で落札されることもあります。
イレギュラースタンプがあるか
イレギュラーとは何らかの状態異常(ヒールパッチや形の歪み等)があり、いわゆるB級品と判断されたスニーカーのことです。デッドストック(未使用状態)の個体が出回る際は、このイレギュラー品であることが多いです。正規の販売店で売りに出されず工場や店裏に保管されていたものが、出回り市場に出ます。逆にそれが珍品として高値で取引されていたりするので、どこが原因のイレギュラーなのかをチェックして、着用に問題がなさそうであれば購入も検討して良いと思います。
サイドステッチ、当て布はしっかりとあるか
ビンテージの証でもあるサイドステッチ。当時のUSA工場のものは人の手でサイドステッチが施されていたこともあり、個体差が大きいのが特徴です。
中には片側だけしかステッチが入っていないとか、80年代後期になるとステッチはあるけど、当て布がない。なんて物もあります。サイズが小さいとステッチを入れられるスペースが狭いせいかちょっとしか入ってない物もあります。デカ履きするならくっきりステッチが入っているのをアクセントにして履きたいところです。
日焼けの具合はどうか
本来、ゴムの部分は基本的に白です。しかし、箱にしまわれていなかったスニーカーは経年変化(日焼けや、照明焼け等)で少々黄ばんできます。例えば、ディスプレイされていた片足だけが日焼けしているビンテージ品が販売されることもあります。購入後、根気よく日焼けしていないもう片方をベランダで陽にさらし続けたらなんとかなるんじゃないか?と言っていた知り合いもいました。。ちなみに私自身試したことはありません。
〜後編まとめ〜
・かかと部分、内側の破れ、ヒールカップ(内側のゴム劣化、損傷)
・シューレース(靴紐)がオリジナルかどうか
・箱は付属するのか
・イレギュラースタンプの有無
・サイドステッチ、当て布がしっかりとあるか
・日焼けの具合はどうか
前編、後編とコンバースのビンテージ、オールスターやチャックテイラー購入の際のポイントをまとめてみました。文章にすると長くなり、こんなにチェックするのは面倒!と思ったかもしれません。実際、手にとってみた方が早い!と感じた方は足で稼いで、古着屋巡りをしてください。
ここまで読んでくださった方は気付いたと思います。ヤフオクやメルカリ等でこれほどの内容を予め記載している出品者などほぼないと思ってください。
ではどうするのか…その答えは、情報が足りないので質問するです。次は失敗しない方法~質問編~を書いていきます。