2016/08/21

USA製レザーは稀少アイテム!
80年代以前のコンバースオールスターやチャックテイラーの枯渇具合については当ブログでも何度も触れてきていますので皆さん耳にタコ状態かと思います。さて、今回はレザー素材のコンバースについてです。
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レザーの登場は80年代から
レザー素材のオールスターが誕生したのは80年代中期以降です。よって、サイドステッチがあるレザーオールスターは存在していません。(コンバースアディクトの第一弾でレザーのチャックテイラーが発売され、それにはもちろんサイドステッチ、当て布が存在しています。) コンバースのレザーはどのモデルもリアルレザーを使用しています。それ故にコストも掛かったのでしょう。キャンバス素材のレギュラーシリーズと比べると生産数は大分少なかったようです。
オールスターレザーの魅力
“高級感”と“こなれ感”の両方が味わえると点です。履き込む前はレザーの質感がツルっとしていますので、上品な感じですが、それをガンガン履いていと革製品ならではの味が出て着用者の色が出てきます。現行物のレザーオールスターでも、かなりクタクタになるまで履いた物を愛用している方をよく見かけます。履きシワもまたスニーカーの表情として楽しめます。
レザーオースターはデカ履きし易い?
現在スニーカーショップで手に入る現行モデルでも1万円前後するレザーオールスター。USA製で80年代だと3~4万、90年代でも2~3万の値段で売られています。(管理人調べ)やはり、高価なので失敗したくありませんよね。私が所有している80年代のキャンバス素材の物と90年代USA製のレザーを履き比べしてみました。
さて、どうでしょうか。
実はこれ、画像上80年代のオールスターがサイズ11(29.5センチ)で下側のレザーは8ハーフ(27センチ) なんです。
さすがに80年代の赤のハイカットはサイズ11ですのでだいぶ絞りこめています。ですが、USA製の赤レザーもいい感じに絞れてますよね。90年代のオールスター、特にレザーはワイズ(幅)が広く作られているので、意外と絞れてしまうのです。
サイズ表記で諦めないこと!
レザーオールスターは小さめサイズでもデカ履きできる可能性がありますので、表記サイズが少し小さいからといって諦めずに、一度試着してみることをおすすめします。
通販の場合は、横幅をはかってもらって、その情報を教えてもらうのも手だと思います。その時は、ちゃんと測り方を指定してください。例えば、爪先から踵に向かって何センチの位置の幅等、具体的に伝えることが大事です。
そして、そのサイズ情報をもとに手持ちのコンバースと比較してみましょう。
まとめ
・USA製レザーオールスターは稀少価値が高い
・レザー素材のオールスターでサイドステッチ入りのものは存在しない
・レザーオールスターはレザー素材ならではの高級感や味が魅力。
・レザーオールスターはデカばきにオススメ!キャンバス素材の80年代以前のオールスターより、小さめのサイズでも絞りやすく、デカばきした時のようなシルエットが出せる。特に履きこむと、レザーが馴染んで絞りやすくなる。
サイドステッチがなきゃダメ!という方は、コンバースアディクトシリーズのレザーをおすすめしますが、こちらは既に完売品となっています。ヤフオクやセカンドストリート等で探し当てるしかなく、3万前後で取引されていますので、値が張ります。
キャンバスのオールスターでのデカ履きもカッコいいですが、現存数が少ない分、レザーでデカ履きしている人の方はそんなに多くありませんので、他の人と差別化するにも良いと思います。